自宅サロンでのサロン店舗集客ツール~LINE@の使い方編~について。SNSを使った集客効果の中でLINE@集客方法や注意点など知ることにより、効果的なサロン集客を実現しましょう。
今やLINEは使っていない人の方が少数派の時代。企業のアカウントの数も増え、新商品やセールなど、気になる情報はLINEで仕入れているという人も多いと思います。企業にとっても今やLINEは情報伝達、そして集客のツールとして重要なものの1つなのです。でもそんな風に大々的にできるわけでもないし、LINEを使った自宅サロンの宣伝なんて夢のまた夢・・・と思っていませんか?
実は「LINE@」というアプリを使えば、簡単に自宅サロンの宣伝をすることができます。今回はLINE@の使い方について解説いたします。
「LINE」と「LINE@」の違いとは?
まず、LINE@とはどういうツールなのでしょうか?そしてLINEの公式アカウントとどういった違いがあるのでしょうか?
LINEは、ユーザー間でのコミュニケーションツールとして発展してきました。企業アカウントも現在は数多く存在しますが、コミュニケーションツールであるという前提があります。そのためか、LINE公式アカウントは月額250万円~と非常に高額です。ただそれだけリーチできる人数も多いため、効果は絶大。しかも実際に興味のあるユーザーにしか届かないということもあり、同額を他の広告ツールに利用するのであれば、LINEを使った方が効果的な宣伝になります。その他にもプロモーションスタンプや、映像を配信できるON-AIR機能が(共に有料ではありますが)使えるといったメリットもあります。
一方LINE@は、そのような企業のアカウントを誰でも作ることができるように生まれたツールです。LINEの公式アカウントのように、友だち登録してくれた人へ一斉に情報発信をすることができます。プランも無料の「フリー」から月額5,400円の「ベーシック」、月額21,600円の「プロ」まで、LINE公式アカウントと比べると非常にリーズナブルな設定になっています。機能やメッセージの配信数などに制限はありますが、自宅サロンのアカウントとして利用するなら「フリー」でも十分でしょう。
また、LINE@にはショップカード機能があります。来店してもらった際にQRコードを読み込んでもらうことでポイントを付与し、そのポイントに応じて特典のチケットを配信することができるのです。リピーター獲得のためにも役立つツール、ということですね。
まずはLINE@でアカウントを作ろう
LINE@で配信をするためには、LINE@のアプリをダウンロードする必要があります。そしてアカウント登録をしましょう。既にLINEを利用していて、アカウントを持っている場合でも新規にアカウントを作ることができます。プライベートとしっかりわけることが可能ですよ。
そしてLINE@アカウントを作ったら、まずはそのアカウントの周知をしましょう。他のSNSとLINE@の違いは、「LINE@アカウントの周知を行う必要がある」という点にあると思われます。たとえばTwitterであればそのTwittterアカウントそのもので宣伝することができますが、LINEやLINE@の中でアカウントの存在を宣伝することはできないので、必ず何か他の媒体を利用してアカウントの宣伝を行わなければならないのです。ただそれもTwitterや個人サイトなどを運営していれば解決します。チラシを配っているのであれば、そこにQRコードを載せるなど、あらゆる媒体を使って周知を行いましょう。
1:1トーク機能を使ってもらってスムーズな予約を
自宅サロン経営においてLINE@で最も重宝する機能は、「1:1トーク」の機能です。これは不特定多数の人と友だちになるLINE@において、その友だち登録してくれた人と1:1でトークができるというもの。たとえばサロンの予約や、施術後のフォローなどに使うことができます。しかも1:1トークでやり取りしたメッセージは、ひと月のメッセージ配信数にカウントされないので、気兼ねなくやり取りすることが可能なのです。
ただ、この機能は相手に一度メッセージを送ってもらわないと使えません。それまでは一括のメッセージ配信しか行うことができないのです。とはいえ最初に1:1トークを使うタイミングは、お客さんからの予約という場合が多いと思います。それまでは開店時間の情報などを配信するとよいでしょう。