171220.jpg自宅サロンで施術したお客様が「またきたい」と思ってくれるためにはどうすればいいのでしょうか?

リピート率を上げるための接客の重要性とコツをご紹介します。

「また来たい」は、社交辞令や押し付けでは成立しない!

お客様にリピートしてもらうということは、つまり「また来たい」と思ってもらうということ。ただ、頻繁に「また来てください」と言ったり、無理に次回の予約を入れるように誘導したりしてはいけません。押し付けなどでまた来てもらうことは、真のリピートとは呼べませんし、そのうちあなたからそのお客様が離れる原因となってしまいます。

また、「また来ます」という言葉を鵜呑みにするのも考えものです。もしかしたらその言葉は、その場しのぎの社交辞令かもしれないからです。そう言った手前、最初の数回はリピートしてくれるかもしれません。ただ、あまり満足をしていないのに社交辞令で通い続けている場所の居心地がいいはずはありませんよね。わざわざお金を払って居心地の悪いところへ行く。そのような状態が長続きするはずがないのです。

イヤイヤ来てもらったり、社交辞令で来てもらったりすることには全く価値がありません。心から「また来たい」と思ってもらうこと、それに意味があるのです。「リピートしてくれている」という現状に甘えないことが大切です。

「また来たい」と思ってもらうということは、自分のサロンに通うことにメリットを感じてくれているということ。そのメリットはあなたの技術やサロンの雰囲気で作り上げられるものです。価格や、あなたとの人間関係に依存しているものではありません。

お客にまた来たいと思わせるメリットは様々です。技術や雰囲気など、サロンそのものだけでなく、価格や人間関係も重要な要素です。特に初めて来たお客や社交辞令的に来ているお客は価格や人間関係を重視するのです。

つまり、お試し価格などの特別な料金であったり、紹介してくれた人との人間関係にサロンが重要でないと判断されたりすると、始めてきたお客や社交辞令的に来ているお客は、リピートしなくなってしまいます。価格や人間関係にとらわれないリピーターを増やすことこそ、サロンオーナーに必要な力なのです。

「また来たい」は「また、お願いしたい」

また来たいとはまた施術をお願いしたいということです。居心地がよく、技術も納得できるからこそ、また来たいと思えるのです。しかし、サロンオーナーはなかなかこれに気が付きません。

「技術力 × 人間力」これがリピート率を上げる式です。技術力だけではお客さんはつかめないし、人間力だけでもお客さんはつかめません。言われてみれば当たり前のこと。しかし、なぜ気が付きにくいのでしょうか。

それは、サロンオーナーの多くは技術力と人間力のどちらかを売りにし、そこにしか目が行かなくなってしまうからです。例えば、私のサロンの売りはリラクゼーションだけでなく、お客さんとの信頼関係を築き、自然とリピーターになっていただけるということ。この場合、人間力の中でも信頼関係やコミュニケーションを重視していますよね。しかし、こういったサロンの売りは技術力があって初めて成り立つのです。

つまり、このサロンオーナーはリピーターが増えているのは人間力だと思っていたが、実際には、お客さんは技術力にも満足しているのです。技術力が売りのサロンでも人間力があるからこそリピートしてくれます。もちろんサロンの売りを作るのはとても重要です。しかし、リピート率を上げるには、売り以外の部分にも目を向けることが大切ですよ。

技術力も人間力も、経験で伸ばせる

では、リピート率を上げる2つの要素である技術力と人間力はどうすれば身につき、伸ばしていくことができるのでしょうか。

・技術力:資格取得後のフォローアップ

資格を取得したらすぐにでもサロンを開業したいもの。しかし、開業したからこそ技術力は上げることができるのです。また、実際にお客相手の施術をすることで、自分の技術に何が足りないのかはっきりとわかるので、必要な講習だけを受けることも。

開業後に講習を受けることはあまり考えない人もいますが、足りない技術を的確に学ぶことで、短時間でリピート率が飛躍的に向上することもあります。

・人間力:接客は、誰かに見てもらう。

接客はどうしても独りよがりになりがちです。もちろん、お客がいる中で誰かに見てもらうというのはなかなか難しいですよね。例えば、知り合いにお客として来てもらい、普段どおりの接客を行うことで、知り合いにアドバイスを貰うことができます。また、知り合いの友達や、公平に見られる人に接客を見てもらい、客観的にアドバイスを貰うことも重要です。

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