家族の介護のためにと取得を考える人も増加中
今、日本が抱えている悩みの一つである介護問題。近年、少子高齢化は誰もが知る社会問題となっています。そんな少子高齢化により、介護問題はより深刻なものとなっています。いざ両親の介護が必要になる時、あなたはしっかりと介護ができるでしょうか。
今、見て見ぬふりができない介護問題をきっかけにある資格が話題となっています。それが、セラピストの資格。両親の介護をする中で、セラピストの資格が注目され、資格の取得を考える人が年々増えているのです。
セラピストの資格にはハンドセラピストやフットセラピストなど様々あり、身体の辛さを和らげるだけでなく、リラックス効果も得ることができ、心身ともに癒やすことのできる資格です。これからますます介護の需要は増すばかり。だからこそ、資格を持ち、両親が安心して介護を受けられるようにしましょう。
せっかくとったセラピストの資格、使わなければもったいない!
近年注目を浴びるセラピストですが、きっかけは両親の介護だったという人も非常に多いです。しかし、せっかく頑張って取った資格を両親の介護だけに使うというのは、もったいないですよね。資格は、「自分はこんなことができる」ということの証明。だからこそ、その資格を十分に活用していただきたいのです。
あなたがもし、セラピストを仕事として活かせないかと感じているのなら、介護士という選択もあります。両親の介護がきっかけ画セラピストを目指す人が増えているということは、それだけ介護の現場で需要が高いということ。介護の現場では、まさにセラピストの資格保有者を求めているのです。
しかし、仕事をするからには、収入も気になりますよね。介護の需要が増加しているにもかかわらず、介護報酬は減ってきています。だからこそ、介護施設では、自費対象サービスを追加して施設の報酬を上げたいと必死なのです。
さらに、自費対象サービスは施設の報酬だけでなく、他の施設との差別化ができます。中でもマッサージのサービスは介護の現場で重宝されるのです。フットセラピーやハンドセラピーは時間内サービスでは、提供できないものの、自費対象サービスでの提供ができます。施設の収入が上がると同時に、収入も上げることができるのです。
うまくいけば総合事業の運動器機能向上加算の対象になることも!?
看護師さんの指導の下に、フットセラピーを行うことで自費対象サービスとはちょっと違った報酬が手に入ることがあります。それが運動器機能向上加算です。運動器機能向上加算は、できるだけ長く自立した日常生活を送れるようにし、要支援者が要介護状態になりにくくなるようにすることを目的としたサービスに対して加算されます。これは、あくまで自治体にもよりますが、もし運動器機能向上加算の対象になったのであれば、事業所としての介護報酬が上がります。
このような自費対象サービスや運動器機能向上加算などの追加報酬が施設に与えられることで介護士でも給与アップが可能なだけでなく、資格を活用することで、施設にとって自分が無くてはならない存在になることもあるかもしれません。
また、セラピストは決して仕事だけで使えるものではありません。同僚や友人、恋人、家族など自分の身近にいる多くの人をサポートし、助けることができます。それは、あなたをより信頼してくれたり、より仲が深まったり、最愛の人だと感じてくれたり、より助け合うことができる様になったり。仕事でも、プライベートでもセラピストの資格は活用できるのです。