リピーターになってもらうためにはリピートしてくれる理由を知ることが大事。まずは接点を切らないために定期的なアプローチが必須!リピート率を上げるための獲得戦略を紹介。

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忘れていませんか?定期的なアプローチ

学校に通っていたころは毎日顔を合わせて、その上休みの日には1日中遊ぶ。高校、専門学校、大学。それぞれにこういったお友達っていたと思います。でも、そんなお友達が最近どうしてるかって知っていますか?あんなに仲良かったのに、最近はめっきり連絡も減った。誰しも似たような経験ってあると思います

お友達と連絡を取らなくなる理由に、そんなにはっきりしたものはありません。「環境が変わって新しい友人ができたから」「忙しくしているうちについ…」。こんな「なんとなく」が積み重なっていつの間にか連絡を取らないまま何年も経っていた。こんなパターンがほとんどなのではないでしょうか?

要するにお互いの中で相手の優先順位が下がってしまったということ。そしてこれ、サロンでも同じことが起こるんです。

最初は頻繁に通ってくれていたのに、最近ぱったり来てくれなくなった……。「満足してもらえてなかったのかな?」「失礼なことをしてしまったのかな?」などなど、いろいろ不安になるかとは思いますが、たいていのケースにおいて、「なんとなく」であることがほとんど。そのお客様はあなたのサロンを嫌いになったのではありません。ただ、忙しくてちょっと「忘れてた」だけなんです。

つまり、リピーターとして継続してサロンに来てもらうには、忘れられないような定期的なアプローチが必要だということ。どのような形でもいいので、思い出してもらうきっかけを届け続けることが大切なのです。

忙しさにかまけてSNSの更新を怠っていませんか??

定期的なアプローチと一口に言っても、いろいろありますよね。お客様1人1人に向けたお電話や営業メール、あるいは一斉送信のメルマガなどが一般的でしょうか。

でももっと簡単にサロンのアピールする方法があるんです。それは「SNS」です。SNSを定期的に更新することで、お客様に思い出してもらうきっかけを作りましょう。更新頻度は、最低でも週2~3回は欲しいところです。

ちなみに、アップする内容はなんでもOK(もちろん良識の範囲内で)。「プライベートで○○に行ってきました!」という内容や、上手にできたお料理の写真、サロンの外観、などなど。もちろん、お客様に許可をいただければ施術中の写真だってかまいません。とにかく、つながっている人に「サロンとあなた」を印象付けることが大切なんです。次に来店していただいたときの話のきっかけにもなりますよ。

写真を数枚とって文章を添えるだけなので、慣れてくれば数分でできるようになります。SNSの更新に関して言えば、「忙しい」は言い訳にはなりません。ちょっとしたスキマ時間を使って継続してアップするようにしましょう。

3ヶ月以上空いた人には、必ず連絡を

サロンのお客様は、何らかの不調を治してほしいと来店されます。そう考えると、本来サロンには2週間に1回程度は通っていただきたいところ。でも、施術を継続していき不調を取り除いていくと、体調が改善して1ヶ月くらいなら施術を受けなくても大丈夫なように変化していきます。

もちろんこれは嬉しい変化であり、サロンとしても目標とすべきところでもあるのですが、ここでお客様が「完治した!」と思ってしまうと、サロンに来なくなってしまうことがあります。でもそれは完治ではなく、あくまで施術の効果。3ヶ月もすれば体のどこかしらに不調が出てきてしまうのです。

また、まだ本来ならば通ってもらわなければならないのに、お仕事やご家族とのイベントなどで急に来られなくなってしまった方の場合、3ヶ月もすると体がサロンに通う前の状態に戻ってしまっていることも。

サロンに来なくなってから3ヶ月というのは、お客様の身体にとって一つの節目に当たるときです。サロンの売上げのためだけでなく、お客様の身体のためにも、ぜひ個別で連絡をとってみましょう。

でも、実際にお客様にアプローチをとるときの温度感って、実際にやってみないと分からないことも多いですよね。そんなときには、先輩たちに相談してみてください。経験に基づいたナマの声は、どんな教科書よりも分かりやすいはずですよ。

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