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サロンを開業したい!開業するには何が必要なの?

自宅でサロンを開業するなんて難しそう。そう思っていませんか?

実は、そんなことありません。むしろとっても簡単なんです。ただ、もちろんしなければならない「開店準備」はいくつかあります。たとえば、サロンの場所を用意したり、お店の名前を考えたり、メニューや金額を考えたり。ワクワクすることもあれば、大丈夫かなと逆に不安になったりもする作業もあります。

今回はそんな様々ある「開業準備」の中でも、「届け出関連の準備」や「手続き」についてお話していきたいと思います。「難しそう!私には無理!」なんて思わないでください。とっても簡単ですから。

開業の時に必要と言われる「開業届」それってどんなもの

俗に開業届といわれるこの書類の正式名称は「個人事業の開業・廃業等届出書」と言います。

この書類は名前の通り、開業及び廃業の時に出さなければいけない書類です。いえ、正確に言えば、「出した方が良い」書類です。確かに法律的には出さなければならないのですが、出さないからと言って罰せられるものではありません。

でもこの開業届は、出すことによって多くのメリットがあるのです。そのメリットは後ほどお伝えするとして、まずは開業届がどんなものなのかを見ていきましょう。

開業届って、何を書くの?

まずは開業届の入手方法ですが、税務署に直接取りに行くか、面倒であれば国税庁のホームページからダウンロードすることができます。

こういうある種公的な書類って、なんだか書く内容も難しそうな気がしますが、全くそんなことはありません。枚数はB5の紙1枚で、記載する内容も、誰も雇っていないなら「氏名」「住所」「職業」「所得の区分」「開業日」「事業の概要」だけです。国税庁のホームページには書き方も載っています。提出にかかる費用も特にありませんので、本当にただ書いて提出するだけで完了です。会社の設立時のように、行政書士や司法書士などの先生にお金を払ってお願いする必要もありませんよ。

この開業届は、開業した日から数えて1ヶ月以内に税務署まで提出する必要があります。(提出期限が土日祝日の場合はその翌日)直接税務署まで届けに行くほかに、郵送(消印有効)、税務署の入り口にある時間外収取函に投函でも提出できるので、わざわざ行くのが面倒な場合は近所のポストに入れればそれでOKです。

開業届を出しそびれてる。どうしたらいい?出してないとどうなるの?

ではこうした開業届、出さないとどうなるのかを見ていきましょう。と言っても、先ほども述べたようにこの開業届は出さないとメリットが受けられないから出した方がお得だよ、という性格のもの。結論から言えば、提出しなくてもどうにもなりません。(繰り返しますが、これは提出しなくても罰則がないというだけで、法律上は提出しなければなりませんよ)。開業届を出すことによって受けられるメリットをご紹介しましょう。

以前会社勤めをされていた方なら、給与から税金が天引きされていたという記憶、ありませんか?そう、日本で生活している以上、お金を稼いだならそれに応じた税金を納めなければなりません。この税金を納めるという行為は、会社勤めの場合は会社が天引きという形で代行してくれるのですが、自分で開業するとなると「個人事業主」なので、自分で納税をする必要があります。

でも正直な話、支払う税金なんて少ないに越したことはありませんよね?なるべく支払わなければいけない金額を減らす。このために必要なのが、開業届の提出です。どういうことかというと、例えば個人事業主として届け出る、つまり開業届を提出すると、

・納税金額が大幅に減額される

・サロンに関する買い物は、経費で精算できる

など、支払うべき税金を大幅に削減できるのです。つまり、開業届のメリットは「税金面での優遇」ということですね。

他にも

・自分で会社名を決めてその肩書を名乗れる

・会社名義の口座が作れるので、旦那さんに内緒でへそくりが貯められる(もちろん納税は必要です)

などのメリットもありますよ。

まとめ

サロンの開業に必要なのは開業届のみ。しかもその提出方法も意外と簡単ということで、少しハードルが低くなったんじゃないでしょうか?

今はインターネットがあれば情報もすぐ手に入るため、開業もかなり簡単になりました。

ただ、そうはいっても細かい作業はそれなりにあるし、やはり生きたノウハウや経験談のようなものは欲しいですよね。

そんな方には、どの資格をとって開業するかをよく考えてみてほしいと思います。資格によっては「資格を付与するので、あとは勝手に開業でも、下積みでもしてください」というようなものもありますが、中には「資格をとった後の悩み」についても相談にのってくれたり、サポートしてくれたりするところもあります。

また、仲間の存在も大切です。1人きりの開業はやはり寂しいもの。同じ資格を持つ仲間は、心強い助けとなってくれることでしょう。情報交換をしたり交流を持ったりしながらサロンの経営をすれば、1人でがむしゃらにもがくよりスムーズな運営ができますよ。

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