「全部自分でやろう」は自宅サロン開業失敗の元！

サロンの経営って、意外とやることがたくさんあります。しかもそのほとんどは今まで自分がやったことないことばかりだから、まずは勉強から始めないといけない、なんてケースも。

最初は皆さん「自分のサロンだし、全部自分でやってみよう！」と思われます。でも、サロンが軌道に乗ってくると、次第に時間が足りなくなってきてしまいます。「セラピー以外の業務で疲れてしまって、お客様に本気で向き合えない」なんてことになったら、本末転倒も良いところですよね。こうならないためにも、自分以外の人が出来るもの、つまり外注できるものは業者さんに頼んでしまった方が結果的にお得になるんです！

ただ、もちろんまだまだ客足が不安定な段階で、なんでもかんでも外注するのはNG。判断軸は「その業務をやっている時間があれば、もっと多くのお客様に施術してもっと稼げる」と感じた時。これが、外注を考え始めるタイミングです。お客様の少ないサロンだと、せっかく外注して時間が出来ても暇なだけになってしまいます。

外注することのメリットとは？

では改めて、外注することによって生まれるメリットを見ていきましょう。

・時間を確保できる

次の章で見ていきますが、外注できるサロンの業務は意外とたくさんあります。すべてを外注できれば、かなりの空いた時間が生まれるのです。この時間でお客様を施術して、外注費以上を稼げるようにしましょう。

・プロに任せることで自分より上手にやってくれる

自分が勉強しながらやるよりも短時間で、しかも上手にこなしてくれます。もちろんミスによる2度手間3度手間の可能性も、かなり少なくなることでしょう。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」とそわそわする必要もありません。

・サロン経営に必要なものであれば、経費で落とせる

サロン経営のためにつかったお金は、経費で落とすことができます。外注というと「お金がかかって仕方ない」というイメージがあるかもしれませんが、経費と考えればむしろ税金面でお得になるかもしれませんよ。

外注できるものには何がある？

では最後に、外注できるサロン業務には、いったいどんなものがあるのでしょうか？

代表的なものを見ていきましょう。

・ホームページ制作

効果的な集客には、ホームページが欠かせません。お客様もホームページがあると安心感を覚えやすいですよね。

ホームページ制作の外注にはいくつかプランがあるかと思いますが、大事なのは自分がどのようにそのページを使っていきたいかです。最初に作ってサロンの情報を載せたら満足なのか、それともこまめに更新していくのか。デザインなどはもちろんですが、ホームページを維持するためのランニングコストも、重要な検討要素ですよ。

・経理

毎月ごとのお金の動きを確認してもらいましょう。経理専門の業者さんというのもありますが、おススメは税理士事務所。ちょっと難しい話になりますが、決算や確定申告の代行もしてくれるので、かなり負担が減りますよ。

・掃除、タオルなどのクリーニング

掃除や洗濯というと家事の延長のようで、外注するほどのことじゃないと思うかもしれませんが、家事と「サロンでの掃除、洗濯」は全くの別物です！

お客様はサロンに癒しを求めてやってきます。そんな場所にホコリが溜まっていたり、タオルがくすんでいたりしたら嫌ですよね。そう、家とサロンでは求められるレベルが全然違うのです。サロンに求められるレベルを実現しようとすると、毎日のことだけに結構負担が大きくなります。ただ、決してできなくはないので、優先順位は低めかも……。外注費を経費で払ったとしてもしっかりペイできるようになってから、頼むようにしましょう。

ただ、外注先と言っても色々な業者さんがいて、どこにお願いすればいいかわかりませんよね？

そんな時には先輩に聞いてみましょう！

とにかく安い、高品質、サロンにつよい、などおススメの業者さんを教えてくれるかもしれませんよ！