リピーターを増やすには接客が命。
「マッサージしてもらってよかった」と思ってもらうために何をすればいいのでしょうか。
リピート率を上げるための獲得戦略をご紹介します。
何をしてもらったら嬉しいかな?想像力を大事にしよう
サロンに来たお客さんのために私達ができることは何でしょうか。施術内容や技術力、会話はもちろん大事。でも、それはサロンとして当たり前のこと。実は、お客がサロンを選ぶポイントとしてもう一つ、施術前や施術後のケアがあります。
ここでは、施術前と施術後のケアとしてよくある事例をご紹介します。
<施術前>
施術前のケアで、リピーターを増やすというのは、どういうことでしょうか。
お客さんは、初めてのサロンに不安な気持ちや緊張を抱えて施術を受けにきます。それがたとえ友だち相手でも、です。その状態のまま施術を受けても、いい効果を得られることができません。そこで、しっかりと緊張を解きほぐして施術を受けてもらうよう、気をかけることが大切なのです。そしてそれが効果を生み、さらにリピーターになってくれるポイントとなります。
施術前のケアとして効果的な例を上げていきます。
・春~夏は冷たい飲み物、秋~冬は温かい飲み物を準備!
・スカートの人にはひざ掛けを用意する!
その他にも様々な事例や意識すべき所があり、サロンによって大きく異なるところです。施術前に緊張をほぐす事、不安を与えないことが重要です。
<施術後>
施術後に「ハイ終わり」と言って、何もしないでいると、後味が悪くなってしまい結果として、「施術は良かったけど、なんか雰囲気が悪かった」などの悪印象を持たれてしまうかもしれません。お客さんを”最後まで”満足させることがリピーターを増やすためのポイントなのです。
施術後のケアとして効果的な例を上げていきます。
・施術後におしぼりが用意されている(顔や気になる部分をふけるように)
・お手洗いや専用のスペースを設け、ちょっとしたお化粧直しができる
体全体への施術だと、うつ伏せになることも多くあります。ハンドセラピーやフットセラピーだけだったとしても、血行がよくなったことにより汗をかくことも。それでお化粧が崩れてしまうのは仕方のないことです。そこでおしぼりを用意したり、お化粧直しができるようにスペースを設けたりしましょう。「化粧が崩れるのは…」といった心配などがないように施術前にお手洗いや専用のスペースで化粧直しができることを説明しておくといいですね。
施術前や施術後のケアがリピーターを増やすポイントになることは、おわかりいただけたでしょうか。
今回の事例はあくまで事例です。自宅サロンで成功している人がどのようなケアをしているのか気になる、自分で考えるのは難しい。という方が多いのではないでしょうか。施術前や施術後のケアは言うのは簡単でも多少の費用がかかるもの。だからこそ本当に効果のあるケアを取り入れたいと思いますよね。実はそれを知ることはとても簡単なのです。
そういった知識やアイディアはどこで教えてもらえるの?
では、施術前後のケアの効果的な方法を知るためにはどうすればいいか考えてみましょう。大きく分けてインターネットで調べる、自宅サロンを巡る、他のオーナーに聞くの3つではないでしょうか。
インターネットで調べるのは費用もかからず、とても良いと思います。しかし、本当に効果があるのか、イメージ通りに行くか、費用はどれくらいか。といった細かな部分は全くわかりませんよね。実際に目にしていないのだから当たり前です。
次に自宅サロンを巡るということ。これは実際に目にしている分信憑性も高くイメージもしやすいですし、お客になることで、その効果も十分にわかると思います。こういった勉強熱心なオーナーは絶対に成功するでしょう。しかし、この方法では大量のお金と時間をかけてしまいます。自宅サロンを開業して間もないのに、そんな多額のコストをかけることは難しいですよね。
だからこそ、他のオーナーに聞くのが一番なのです。他のオーナー?と疑問に思ったかもしれません。では、先輩と言ったらどうでしょうか。成功している先輩の声を聞くことで、効果的なケアを見つけ出すことができます。
では、先輩ってどうやって作るの?と疑問に思った方がいれば、ぜひ知ってほしいことがあります。実は、資格によって、同じ資格をとった者同士のコミュニティがしっかりしている資格もあるのです。コミュニティがしっかりしていれば、直接先輩の声を聞いたり、同業者に悩みを聞いてもらったりすることができるのです。
自宅サロンでは一人で仕事をすることが多いでしょう。仕事の悩みはなかなか友人にも打ち明けにくいでしょうし、一人というのはやはり寂しいこともあるでしょう。しかし、コミュニティを用いることで、文字通り仕事の仲間を作ることができるのです。
自宅サロンでリピーターを増やすためには接客が命。だからこそ、一人ではなく、同じ仕事をする人同士が集まってより良いものを作り出したり、学んだりすることが重要なのです。