自宅サロンを開いた初めのうちは手探りの状態のはず。

不安もいっぱいだと思いますが、その気持ちばかりでは集客には結びつきません。

リピーターになってもらうということはお客さんから信頼を得るということです。

そのためにも、技術力やトークスキルを磨いて自信につなげましょう。

プラス1の情報で、気持ちよくしよう!

さて、皆さんが口をそろえて言う「技術」ですが、実際に技術があっても、お客さんがそう思わない限り意味がありません。宝の持ち腐れと言うものです。せっかく施術に来てもらっても、効果を的確に伝えなければ、なんとなくで終わってしまいます。

施術中のコミュニケーションはまさに実況のようなもの。そんなことでいいのかと不安になる方もいるかも知れないですが、自分の体が”どう”良くなったか。お客さんの一番知りたいことはそこなのです。

だからこそ、施術中にお客さんの身体がどうなっているのかをわかりやすく伝える必要があります。例えば、

「ここ、こってますね。この場所は〇〇なんです」

「ここ、気持ちいいですか?さては、△△が悪いですね」

これだけでも、お客さんの印象は段違いです。

お客さんにとって施術は自分の体を触られているわけです。ましてや初めてのお客さんはよく知らない人に触られているということを忘れてはいけません。知らない人に身体を触らせるのってたとえサロンでも緊張したり、少し不安に思ったりしますよね。

そんな時、お客さんは今何をしているのか。そして、自分の身体のどこが悪かったのかを知ることで、”悪いところを良くしてくれている”という確信に繋がります。つまり、お客さんが技術を信頼してくれるのです。

先輩の失敗談や、成功談を自分に活かそう

サロンを経営する上で、技術の向上は皆さんが一番に考えていることではないでしょうか。しかし、技術を向上させたいと努力しても、実際に「技術は向上しましたか?」と聞いたところで、「はい」と即答できる人はそれほど多くありません。その理由は何でしょうか。

答えは簡単。比較ができないからです。単に技術を向上させたいという意識だけでやっていても、自分だけではわからないものなのです。比較するから、向上することができます。ここでは、友人やお客さんの力を借りましょう。友人に施術をして、良かったところ、悪かったところを聞いたり、お客さんに感想を伺ったりすることで、客観的にどうだったかを判断してもらうのです。

そうすることで、自分の技術が向上しているのか。満足させられているのか。そして、何が足りないのかがすぐに分かります。これは技術が向上していくという確信になります。そして何よりも自信がつきます。

ただ、技術に不安があるうちは施術自体もたどたどしくなったり、お客さんに不安を与えてしまったりと、万全の施術ができないこともあります。それに友人やお客さんにはなかなか感想が聞きづらい、専門知識は持っていないから的を射ているかわからない・・・といった理由で不安を解消しにくいこともありますよね。

そんなときには、先輩に施術してみてください。先輩からのフィードバックは、的確かつ真摯に受け止めることができるはずです。

とはいえ、どんな先輩に頼ればいいかわからないという人もいるでしょう。先輩の中にはすでにサロンを経営している方もいるはずです。相談したものの、腹の探り合いになってしまっては意味がありません。

それでは、相談できる相手とは誰でしょうか。

そう、専門学校で言うところの同級生や、先生のような存在。開業したあとも、先生に施術して、フィードバックをもらえるといった環境だと、更に良いでしょう。もしも、今不安に思っているのであれば、ぜひ、一度同級生や先生に相談してみてはどうでしょうか。

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